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2015年4月16日木曜日

技能実習生の介護職への追加にあたって送り出し機関の対応

先日、ミャンマー送り出し機関のホームページのニュース更新で介護職に対して技能実習生が追加させる旨記載しました。
実際の送り出し国ミャンマー側の状況を説明するべく記事を書いています。
まず、介護職への技能実習生の入国要件ですが、日本語能力がN4レベルを求めるとされています。

現地のいろんな筋からヒアリングし、要件を満たす人材がいるかどうか、調査したところ、N4レベルはいますし、もっとできる学生たちはミャンマーに存在しており、集めることは可能です。
ただし、単純な日本語レベルでの判断であり、その学生たちが介護職につきたいかどうかの話はまた別の話になります。

現時点で日本語能力を持つ子たちは

どうして現時点で日本語能力があるかを解明していくと、日本語に興味があるからという答えが返ってきます。

では彼らはなんの目的で日本語を勉強してきたのでしょうか。
多い答えとしては、「日本語ガイド」「通訳者」「日系企業のスタッフ」として働きたい
という答えがたくさん返ってきました。
中には介護をしたいという希望の子達もいるかもしれませんが、極めてまれなケースだと思います。

つまりは、現在日本語ができる人材は介護職に向いていない可能性が高いと推測できます。中に、介護希望者がいたとしても、直ぐに枯渇してしまい、とても30万人足りないという介護人材不足に追いつくことは到底無理です。
となれば、日本語がゼロであっても、介護わやりたいという気持ちや思考を持った若者たちに日本語能力の向上を努力してもらい、育て上げた方が遥かに日本で実習するに値する人材になりうるということなのです。

ミャンマー人は優しいですし、年上を敬う気持ちを持った素敵な国民です。
彼らは本当に困った日本の高齢化社会を救える国民であると私は感じています。
多少時間が掛かったとしても、介護を希望するそじのある若者たちを育て真の意味で技能実習生としての役割を果たす人材を日本に送り出すことがミャンマー送り出し機関としての使命であると思います。

介護職だけに限ったことではありませんが、職業として、人とより密接に触れ合う業種である介護は特にそういった対応が求められるのです。

言いたいことは、介護職については特に優しさと思いやりを持った若者達を育成しなければ、単なる送り出し機関となり、真の社会貢献はできないのです。
ミャンマー技能実習生送り出し機関ARBOURFIELDはこのような観点から、学生を選抜し、スタッフ一同、同じ気持ちで送り出しを行う努力を致します。
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